物語を書く リリコ 

リリコが物語を好き勝手に書きます。暇な時間に見て楽しんでください。

2021年01月

酒井が(あの仕事、他のモデルでやる?モデル変わったら値段設定も見直しだから1枚300万もならないかもしれないけど)って言ってきた。僕は確かに、笹部氏の息子と住んでいる雪花さんに会いに行くのは嬉しくない。でも、このまま気にならないかって言ったら気になる。だ ... もっと読む

小川も笹部正幸の戸籍を見たが、都会から2年前に越して来ていてそれ以上前の分はわからないとの事だった。小川は子守りの為に、息子が雪花さんを連れて行ったのでは?と言っていたが。僕は仕事の話をしに行くべきか否か迷った。なんか雪花さんの嫌な面を知ることになるかも ... もっと読む

僕は家に帰り、色々考えたがまさか雪花さんが生んだ子ではないだろうって思った。また、笹部家のお手伝いさんに電話して聞いた。(まさか正幸さんに子供がいたなんて、全然知らないし聞いたこともないです。近所の子では?子供は誰を見てもパパとか言いますよ)との事だった ... もっと読む

僕は笹部家のお手伝いさんに電話した。そして笹部氏の息子と雪花さんが恋仲だったか聞いた。お手伝いさんは、それはあり得ないと答えた。なぜなら、笹部氏が危篤状態になり息子が実家に帰って来た時に、雪花さんと息子は初めて会った。お互いに自己紹介をしていたらしく、以 ... もっと読む

雪花さんのマンションの管理会社は(笹部氏の屋敷に彼女が引っ越した時に解約したきりで、屋敷から引っ越すときは何の連絡もなかったから、ぜんぜん別のこことは関係ないマンションに今度は越したのでは?)という事だった。僕は市役所にいる小川に頼もうと思った。雪花さん ... もっと読む

笹部氏は男としては役に立たず、寝室は雪花さんとは別だったが、ずっと雪花さんが笹部家の屋敷にいることはよくないと思っていた。家族じゃないし、そのうちに雪花さんの素性が近所で話題になったら困る。いい噂は立たない。それでマンションに雪花さんを帰して、本当の介護 ... もっと読む

雪花さんの父親は、元々は笹部氏の会社の重役だったらしい。笹部氏が社長をしている会社から独立して、自分が社長をしたが会社は倒産して雪花さんの父は首吊り自殺した。そして、雪花さんと母と借金が残った。雪花さんは、その時大学生だった。母は間もなく過労死した。その ... もっと読む

僕は雪花さんのことを聞きたい。だから(コーヒーでもどうですか?)とオバサンを誘った。オバサンは(まあ)と言い(こんな若い人とコーヒーって嬉しいわ)と喜んだ。さっそく近くの喫茶店に行った。二人とも食材の入ったビニール袋を持って。僕は仕事で雪花さんを探してい ... もっと読む

酒井が笹部家の近所に聞き込みをして、雪花さんの事を聞いた。どうも近所の人は、雪花さんが笹部氏の介護人だと思っていたらしい。いつも雪花さんは笹部氏のお世話をしていたらしい。笹部氏が死んですぐに、雪花さんは衣類だけ持って出て行ったという事だった。行先は誰も知 ... もっと読む

酒井は(雪花さんが笹部氏と結婚していなくってもべつにいいではないか。糸山と雪花さんが組めたらいいんだから)と言った。そして(でも居場所がわからないのは困るな~見つけないと相談できないから)と言い(屋敷のご近所の人に聞こうか)と言った。そうこうしているうち ... もっと読む

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