物語を書く リリコ 

リリコが物語を好き勝手に書きます。暇な時間に見て楽しんでください。

2021年02月

間もなくして、その青年医師は野々村病院に入って来た。名前は、ハウス藤本といった。涼子は名前を聞いてドキッとした。そういえば、あの黄色のバラの近くで会った時、聞き覚えのある声だと思った。家のハウスの声に似ている。ハウスの生まれ変わりなのか?でも年数が合わな ... もっと読む

この物語は、ハウスの続編です。ハウス1から、読まれたらわかりやすいです。ハウスの事件から年月が経ち、涼子は32歳になっていた。涼子は寛貴と結婚していた。幸せな日々を送っていた。麻倉涼子から野々村涼子になった。寛貴は34歳で、野々村病院で父と共に働いていた ... もっと読む

時間が経つにつれ、涼子はハウスの気持ちがわかってきた。ハウスを涼子は裏切った。殺そうとした。そんな涼子の思いを知りながら、ハウスは受け入れた。涼子の将来の為だ。そのことを思うと涼子は胸が張り裂けそうだった。ハウスはいつでも涼子には優しかった。でも最後まで ... もっと読む

涼子はハウスが簡単に倒せない相手だと知っていた。ハウスは敏感な性格だ。涼子と2階の寝室で話していても、1階の玄関の鍵が開いていたら閉めてくれる。涼子のミスに気が付く。ハウスは自分で水を操作できる。涼子はハウスに何回も、風呂を沸かしてもらった。そんなハウス ... もっと読む

涼子と寛貴は、若い体のまま倒れた。生気を取られたら、老いてミイラになり消えるはずだが。二人は若いままで、力がなくなり倒れた。そして涼子の耳元でハウスの声がした。(涼子幸せに。)って。その後、ハウスは燃え盛り悪魔のように怖い声で(ぎゃ~!)と叫んだ。そして ... もっと読む

涼子と寛貴は買い物をして涼子の家に帰った。そして涼子は2階の寝室に行った。涼子は音楽をかけた。そして浮かれた感じでスーツケースに衣類を入れた。ハウスが話しかけてきた。(ずいぶん機嫌がいいですね)って。涼子は(寛貴と旅行に行くことになったから、1週間ぐらい ... もっと読む

涼子は寛貴に居酒屋で会った。涼子は女刑事がボランティアに扮して、家に来ていたことを話した。そしてその刑事が目の前で、急に消えてなくなったことも。そして、誰ともわからない木の精霊のような声が、ボランティアをするようになってから、どこからともなく聞こえること ... もっと読む

刑事は涼子が立ち去る前に、ハウスって誰かと聞いた。涼子がハウスとよく話しているのは、隠しカメラの映像で刑事は知っていた。だが姿が見えない。ハウスは男か女か?何歳なのか?仕事は何か?なぜ涼子と親しくなったのか?涼子は困った。涼子は(ボランティアをしていたら ... もっと読む

次の日、涼子は何食わぬ顔で学校に行った。帰って来たら、家の前に知らない車が止めてあった。友達の車じゃない。誰が来ているんだろう?涼子が車に近づくと男が車から出て来た。(涼子さんお帰りなさい)と男は言った。そして(私を覚えていますか?)と聞いた。前に家に来 ... もっと読む

涼子の家の隠しカメラの映像を見ていて、刑事は最初は気づかなかったが、何回も見ているうちに気が付いたことがあった。涼子が寝室やリビングで、よく独り言を言うのである。まあ、一人暮らしだから仕方ないかなとも思ったが、涼子が独り言を言った後に誰かが答えているのだ ... もっと読む

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