加平は友達の喜助と正平に相談した。
喜助と正平は猟銃が上手かった。前に熊を倒したことがある。
それでお喜代の家に行き、鬼を撃って欲しいと依頼したのだ。

二人はOKしたので、暗くなったら明かりを持って3人はお喜代の家に向かった。


提灯

おそらく鬼は夜来るのではないか?昼間に加平がお喜代の家に行ったら、お喜代しかいないからだ。
3人はお喜代の家の裏で隠れて、鬼が来るのを待っていた。
夜中になったが誰も来ない。
もう鬼は家の中に入っているのでは?
そう思い、3人は家の中を覗いた。

お喜代は寝ていた。

寝ている

なんだ、もう寝ているのかって3人は思った。
食卓には、まだ料理は沢山あった。
すると、急にお喜代は起き上がった。
食卓に行った。夜中お腹がすいて夜食でも食べるのかなって3人は思った。

見ていると、お喜代は長い髪を頭の後ろで、二つに分けた。
そうしたら、大きな口が出て来た。

口

頭の後ろに、大きな口があったのである。
お喜代は、両手で食卓のおにぎりを掴み、頭の後ろの口に投げ込んだ。

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次々投げ込んだ。そしておかずも同様に投げ込んだ。
3人は驚いて声が出なかった。
お喜代は奇形で生まれたのだ。頭の後ろの口が大食いなのだ。

3人は静かに、その場を離れた。そして里に帰って来た。
お喜代の秘密は誰も口にしなかった。
お喜代に悪いからだ。



リリコより

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