それからも、僕とミッチの生活は変わらなかった。
僕は告白で、恋人同士になったように理解していたが、今まで通りの生活だった。

お互いの父親が仕事で遅い時は、どちらかの家に行き食事をした。
お互いの母親と、僕とミッチで食卓を囲む。


食卓

ありきたりな世間話で終わる。

僕はミッチとデートとかしたいなって思っていたが、子供の頃から二人で本屋に行ったり、文房具店に行ったりしていた。
改まって、二人で会わなくっても(今日、本屋行く?)とか相手の家に行き言えばいい事だった。
たまに、本を買ったら映画の券が当たり、二人で行く事はあった。
僕達は、べつに甘い関係になるわけでもなく、今まで通りだった。

僕は3年になり生徒会長になった。
朝礼で全校生徒の前で挨拶した。

speech_school_boy

僕の晴れ姿を、ミッチも見ただろうかって思った。
僕は成績優秀な生徒だった。それは近所でも囁かれていて、ミッチの母親も知っていた。
僕は嬉しかった。自分の株が上がったって思った。